タンゴの豆知識

タンゴ 豆知識


1.タンゴ界の著名人

 

著名人

代表作

タンゴの二大巨匠 フランシスコ・カナロ
ロベルト・フィルポ
最後の杯
夜明け
タンゴの王様 フランシスコ・カナロ さらば草原よ
リズムの王様 ファン・ダリエンソ EL VINO TRISTE
バンドネオンの神様 アニマル・トロイロ SUR
ピアノの名手 オスバルド・プグリエセ RECUERDO
タンゴの英雄 カルロス・ガルデル 愛しのブエノスアイレス
タンゴの三代詩人 エンリケ・サントス・ディセポロ
オメロ・マンシー
アニマル・トロイロ
ジーラ・ジ―ラ
SUR
 

2.タンゴの歴史

 タンゴの都、ブエノスアイレスと隣国のウルグアイのモンテビデオには多くの音楽家達の活躍の場であるが、タンゴの演奏家にはイタリア系の人が非常に多く、また,タンゴはスぺイン語で歌われているために、スペインからやって来たように思われるが、これには一理あるが全てではなく、音楽の研究家は「タンゴは白人の音楽であり、ヨーロッパから伝わって来た」と評している。

 タンゴはウルグアイの首都モンテビデオの「アカデミア」の中から生まれ、このアカデミアは今で言う、学芸,芸術院の意味では無く、当時の、モンテビデオ,ブエノスアイレスには怪しげな「バーや酒場」が沢山ありそれらを、「アカデミア」と呼んでいました。そして両市は港町であり、世界の船舶が出入りしていたことも要因のひとつであるが、特にヨーロッパ(イタリア系、東欧系人)が多く、三文オペラとジプシーダンスが港町に漂ったのではないだろうか。この「アカデミア」では濃い煙草の煙が充満し、アルコールの匂いが立ちこめ、そこにたむろするヤクザな色男たち、脂粉の香りがなまめかしい女たちの中から「タンゴ」は生まれ育ち、タンゴの発祥地として港町「ボカ」のカミニート通りをあげるのは、あながち間違いではないのである。

3.タンゴに詩(歌)がつく

 曲だけのタンゴに詩(歌)が付いたのは、1906年「ラ・モローチャ」が世の中に出てからである。作曲者エンリケ・サポリード、作詞者アンヘル・ビジョルドと言う変ったタンゴである。この頃のタンゴはいわゆる赤線地区の歌として軽蔑視されており、一般家庭には入っていなかったタンゴが上流家庭のピアノの譜面台に乗り、子供の指がそれを鍵盤でたたいても母親は顔をしかめることが無くなったのは、この曲が世に出てからでる。

 タンゴはこれを境にして器楽と声楽の両輪がかみ合い「タンゴには詩(歌)が定着した」のである。こうしてタンゴの木が育ち、花を咲かせ、実を結ばせたのはアルゼンチンとウルグアイに住むラテン系国民、その主役はイタリア系の音楽家が多くいたためである。
  
4.タンゴ楽団の編成について

3人編成

トリオ

ピアノ、バンドネオン、バイオリン

4人編成

クアルテット

ピアノ、バンドネオン、バイオリン、コントラバス

5人編成

  4人編成に+バンドネオンかバイオリン

7人編成

  ピアノ、バンドネオン2、バイオリン3、コントラバス

以上が基本的な楽団の編成である。

ピアノ

メロデイを弾き、サッサッと音を切り和音のスタッカートを出し、ピアノのふたをたたいて音を出したりする。

バンドネオン

音を長く引っ張るレガート奏法もして、四分の二拍子のサッサッと言う歯切れの良い和音のスタッカートも出し、演奏はこの楽器の独断場である。

バイオリン

美しい旋律を奏でたり、オブリガート(助奏)をする。ピッチカートで(弦を指ではじく)でギターの代役もする。

コントラバス

もっぱら低音伴奏だが、ソロを低音で奏でることもある。タンゴ楽団が発明した「カンジュンゲ」奏法は弦で楽器をたたいて迫力を出す。

以下は、アルゼンチンタンゴ楽団の編成(3人―7人)の構成写真で


岩崎宏之とタンゴコスモス(トリオ)


ウーゴ・パガーノ楽団と女性歌手(4人編成)


岩崎宏之とタンゴコスモス(5人編成)


岩崎宏之とタンゴコスモス(7人編成)


タンゴ歌手 吉田秀行
「さらば草原よ」を歌う


岩崎宏之とウーゴ・パガーノ楽団一行と
ジョイント演奏を行う